店舗改善のヒント 売上げアップのディスプレイって?

成功するディスプレイ、陳列、商空間設計のポイント

買いたくなる!売れる売り場のポイントとは?

入店してくれるお客様はいるのに、購買につながらない」「来店者が入店してもすぐに帰ってしまう」

このようなケースでは、もしかしたら商品ディスプレイや陳列方法に問題があるのかもしれません。
以下では、来店客が快適に買い物ができる商品ディスプレイのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ポイント1 定数、定量の理解

商品 陳列 コツ

店舗の業態、規模によって什器や商品の適切な数量が違ってきます。高級感重視か、あるいは

ボリューム感か、お店のコンセプトだけでなく、選びやすさや店内の見通しも考慮して陳列する

ことが重要です。

ポイント2 ターゲットの違いは目線の違い

VMDゴールデンゾーン

メインターゲットの顧客目線を考慮した「ゴールデンゾーン」を設定します。

男性、女性、子供と、目線の高さは違ってきます。視認性を確認しながら商品配置しましょう。

また、左右、上下の視界範囲の確認も重要です。売りたい商品を陳列棚のどの範囲におくかで

売り上げに大きく影響してきます。

また、視認性だけでなく、手にとりやすさ、戻しやすさも考慮しなくてはなりません。

商品によっては、商品フェイスの見え方も違ってくるので、実際に置いてみて、確認してみま

しょう。

ポイント3 売り場におけるディスプレイの役割

店づくりディスプレイ

 購買のモチベーションを上げるための、季節ごとのイベント開催や、ディスプレイ(装飾)

 の設置は行なっていますか?

  ディスプレイの目的は

 ・商品の特徴を伝える

 ・使うシーンを想起させる

 ・商品を魅せるための演出、装飾

 ・売り場にアイキャッチを作る

 ・モチベーションを喚起させる


 などです。商品の魅力やメリットを視覚的に訴求し、提案することが目的です


 

センス&セオリーでは、内装・ディスプレイ・レイアウトのアドバイスを行っています。店舗づくりにお困りの方には、

店舗診断から行い現状の店舗の問題点を抽出させていただきます。まずはお気軽にお問合せください。

「店内をくまなく回遊してもらう」売り場とは?

ポイント1 顧客を引き寄せるマグネット売り場

VMDマグネット売り場

マグネット売り場とは、店内のお客様を注目させ、文字通り磁石のように引き付ける売り場の

ことです。マグネット売り場を設ける目的は、来店客を店奥まで誘導し、店内の回遊性を高

める事。店内各所に設置して出来るだけ店内を歩いてもらい、滞在時間を延長させます。

お店のどの部分が最も注目されやすいか、そこをどのように魅力的に目立たせるか、客導線も

考えながら設置することがポイントです。

マグネットになる商品群は、売れ筋、特売品、季節商品などを、時期なども考慮してコーナー

展開しましょう。

ポイント2 お客様も目線も通りやすく

売り場づくり失敗例

快適な売り場の必須条件は空間づくりです。通路幅や什器の高さなど、顧客にとって最適な寸法を

考慮するほかに、デッドスペースをつくらないよう考えながらレイアウトをしなくてはなりません。

品揃えが確認出来ないと、興味を持ちませんし、回遊率に影響します。

ポイント3 入りたくなるお店とは?

ポイント3 入りたくなるお店とは?

お客様が店頭で立ち止り、入店するには期待感を抱かせることが大切な要素です。それには店内の居心地の

良さを店の外に向けてアピールすることが大切です。適切な照度、入りやすい雰囲気作りを醸成するために、

自分のお店が店外からどのように見えているかを確認し、また、どのように見せたいか、視覚的に

アピールすることが重要です。 安心感や歓迎感を視覚化できているか?確認してみましょう。

ポイント4 顧客目線の商品分類で滞在時間UP

陳列のコツ

商品分類はVMDの基本です。ただ種類ごとに整理整頓するのではなく、 VMD上の分類は、常に顧客目線で

考えます。購入時の優先順位や導線を理解して 切り口を見つけ、分類し、また関連性を持たせた陳列方法で、

選びやすい売り場になり、また、滞在時間を伸ばすことにもつながります。

センス&セオリーでは、内装・ディスプレイ・レイアウトのアドバイスを行っています。店舗づくりにお困りの方には

店舗診断から行い現状の店舗の問題点を抽出させていただきます。まずはお気軽にお問合せください。